虫歯の痛みは、歯の神経の炎症によって引き起こされます。
外界からさまざまな刺激を受ける昼間は感じなくとも、夜になると歯が痛い、という状況もままあります。
そのため夜になると歯が痛くなるのは珍しいことではありませんが、横になると痛みが強くなる場合は注意が必要です。
横になったときやうつ伏せになったときに痛みが増す場合、虫歯が進行して歯の中心にある神経にまで炎症が広がっているケースが考えられます。
横になったときに強い痛みを感じるのは、普段よりも歯にかかる血圧が増すからです。
炎症で腫れているところに多くの血液が流れ込んでくるせいで神経が圧迫され、痛みが強くなります。
夜になると歯の痛みが強くなる場合は、これ以上炎症が広がる前に、早めに専門家に見てもらいましょう。