冷たいものが歯にしみる時に考えられる原因は、「虫歯」「歯周病」「知覚過敏」の3つです。
虫歯で歯がしみる場合の痛みは一過性ではなく10秒以上続くのが特徴で、冷たいものが触れた時には必ず痛みを感じます。
歯周病が原因の痛みは一過性であることが多く、冷たいものが触れた時も毎回しみるわけではありません。
知覚過敏の場合もその痛みは一過性であり持続しません。
そして冷たいものを口にした時にはかなりの頻度で痛みを覚えるという特徴を持ちます。
しみる原因が虫歯や歯周病である場合は自然治癒することはなく、放置するとひどくなる一方なので早急に治療を開始するべきです。
また知覚過敏の場合は力を入れすぎた歯磨きや歯ぎしり等が原因と考えられますので、正しいブラッシング法を身につけたり、マスピースを装着する等の対処法が有効です。