人は食べ物を食べるとき、一口30回咀嚼するように心がけると良いといわれています。
そうすることで、食べ物を小さく噛み砕き、唾液で必要な段階まで消化分解することができるからです。
しかし、入れ歯が合わないと、噛み合わせが悪くて、本当は30回咀嚼しなければならないところを少ない回数しか咀嚼せずに飲み込んでしまうことになります。
すると、今度は胃や腸に負担がかかったり、消化不良を起こしたりして消化器系の臓器に悪い影響を及ぼすことになります。
咀嚼する回数が増えると、満腹感が得られ食べ過ぎを防ぐことができます。
また、入れ歯が合わないと顎から顔の骨格にまで影響して、頭痛などが続くこともあります。
そのため、自分に合った入れ歯をすることが、食生活を充実させ身体の健康を維持するためにも大切です。