歯周病を放置しておくと、さまざまな病気を引き起こすことがわかっています。
骨粗しょう症もその一つであり、エストロゲンが欠乏することが大きく関係しています。
閉経後の女性は女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減少してしまい、それが原因で骨が弱くなってくるのです。
歯も骨と同様にカルシウムが主成分となっている以上、閉経後の影響は少なからず受けます。
骨粗しょう症が見られない女性であっても、歯周病は重症化するケースは少なくありません。
いずれにしても閉経後は歯周病と骨粗しょう症のリスクが高まり、特に前者は進行が早まるケースが多いです。
閉経後は女性ホルモンの分泌を増やす対策を実施し、ホルモンバランスを調整していく必要があるでしょう。