バーシャー病は下肢の血管が詰まり、動作不良や痛みを感じなるなどの症状が発生し、重度になると壊死を起こして足の指やひざ下からの切断などの措置が必要になる病気です。
原因ははっきりしていませんが、この度の研究で歯周病との関連が判明しました。
バーシャー病の方の口腔を調べるとほとんどの方が、中度から重度の歯周病を患っていて、患部の血管からは、歯周病菌が検出されました。
正常な血管からは菌は検出されず、今後も因果関係を調査しています。
虫歯などの病気も重度になると、眼や耳、鼻などにも異常が現れ、目やにの出現や難聴、嗅覚異常などを引き起こすことが判明されていますが、歯周病も菌が体内に広がることが原因ではないかと調査が続いています。