一般的にタバコを吸う人は吸わない人に比べて、3倍程度歯周病にかかりやすいと言われていますし、喫煙本数が多くなればなるほど重症化しやすくなります。
その理由にはいくつかありますが、相対的に血行が悪くなることが主要因です。
歯周病は細菌によって引き起こされますが、その菌と戦う白血球の力を低下させますし、血管が収縮することで酸素や栄養の流れが悪くなります。
歯周病菌は酸素を嫌いますが、それが不足することでさらに繁殖しやすくなります。
口腔内に限らず人間の体は傷ついた部分を自分で修復する機能を備えていますが、歯茎を修復するのに必要な繊維芽細胞の働きも妨げられます。
今すぐ禁煙することが望ましいですが、最低でも数本数を減らしていきましょう。